萩往還マラニック70kmコースガイド2013〜2017年版

 2013年に書いた「萩往還マラニック70kmコースガイド´◆廚魏訂しました。といってもベースはそのままですが、ほぼ毎年試走にをしては少しずつ更新しているので、かなり当時と違ったところも出てきています。そこで、ベースはそのままに、新たに2017年版ということにします。この記事はその復路篇。70kmはもちろん、140kmに出場される方も参考になると思います。ぜひご覧ください。

 

 

 萩往還マラニック70kmのコースガイド後半です。コースは来た道を帰るだけなので、昨日の記事を見てもらえればわかるのですが、それだけではガイドにならないので、どう書くか考えましたが、ここは主観で書いてみたいと思います。つまり、これまでどんなことを感じながら走っていたか、を思い出しつつ。うまく書けるのかな?
 ちなみに写真は過去3年ほどのレースや試走で撮り貯めたものからセレクトしています。

※2014年4月25日加筆/2014年4月20日の試走の際の写真を何枚か追加し、テキストも修正・追加しました。

※2015年4月28日加筆/2015年4月18日の試走の際の写真を何枚か追加し、テキストも修正・追加しました。

 

※2017年4月17日加筆/2017年4月16日の試走の際の写真を何枚か追加し、テキストも修正・追加しました。

後半の高低差のイメージはこちら↓


 昨日書いた折り返し地点「陶芸の村公園」ではゼッケンにマジックでチェックする程度の簡単なチェックがあり、おそらくおにぎり2個くらいの弁当がもらえます。かなり疲れはきていますが、ここはしっかり食べておかないと。また着替えやサプリの補充など、山口から送られてきた荷物を受け取ることも忘れずに。

 陶芸の村公園を出ると1kmほど下り萩市街地へ。萩市内はフラットで安心して走れますが、昨年変更になったコースはやや信号が多いのでその点ではちょっと走りづらいかも?

 
 山陰本線と松本川を渡る高架を越え、警察署前という交差点を左折すると国道262号。陶芸の村公園から約5km(スタートから約39km)で再び村田蒲鉾店エイドへ。しばらくするとまた徐々に上り始めます。このあたりまで来るとちょっとした上りでもかなり堪えます。
 

 

そして、昨日も書いた涙松(約41km)を過ぎ、道の駅萩往還を過ぎると悴坂(かせがさか)の急坂。
  


 
 この大会の大きな特徴に、A250km・B140km・C70km・E35km歩け歩けの各部門が、スタート日時やコースは違えど、5月4日には全員がこの萩→山口ルートを通るように設定されていることがあります。したがって、このあたりでは先行するAやBの人たちを追い抜いたり、後続のCやDの人たちとすれ違ったりと、さまざまなふれあいが生まれます。過酷な体験を共有しているという点ですれ違う人みんなに妙な連帯意識が生まれ、自然と声を掛け合うようになります。AやBの人たちはフラフラになってる人もいれば信じられないほど元気な人もいて、こちらが励まされることもしばしば。この大会は沿道の応援などはほとんどありませんが、こうしたランナー同士の交流が最大の魅力かもしれません。

 
 さて、悴坂(かせがさか)を越えて川沿いのコースをしばらく走ると明木のエイド。約44km過ぎ。毎年この日は明木まつりというイベントをやっていて、70kmの復路の時間帯にはにぎわっています。ここはめずらしく沿道の応援らしきものもありますが、身も心も相当疲れているので反応する元気があまりありません。
 明木エイドの明木饅頭をしばし楽しんだ後は、いよいよまたあの一升谷です。約45km〜48km。往路では下りなので気持ちよく走れて、自然と歴史の懐がどうのと言ってましたが、復路は長い長い上りに「もう勘弁してください」と泣き言を言いたくなります。
 読んでいただいている皆さんに少しでもこの長さを感じていただければと、ちょっと長いですが画像をたくさん並べてみます。辛抱してご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 一升谷には、写真のように一合目から十合目までの標柱が立っています。だいたい350m間隔でしょうか。これを目印に、まだかまだかと上って行きます。石橋を渡る三叉路のあたり(八合目と九合目の間)から石畳が始まり、一層急こう配となります。記録を狙う人には、ここをどれだけ歩かずに走れるか、が大きなポイントになりそうです。完踏が目標の方でも、歩いて上るだけでも結構つらいと思います。またここ数年は八合目〜九号目の間の三叉路に「萩焼エイド」が開設されます。萩焼の器であたたかいお茶を出してくださいます。ここまでクルマ(軽トラ)で上がってくるのだそうです。しかも夜通し約20時間も運営されていると言いますから、頭が下がります。ちなみに明木で食べることができる明木まんじゅうはここのエイドを運営されている方が作っておられるのだそうです。

 一升谷を過ぎると国道262号に復帰しますが、上りはまだ続きます(>_<)!
 約1kmさらに上りを走り続けてようやく頂上へ。


釿ノ切(チョウノキリ)峠。約50km

 ここから佐々並エイドまではあと4kmほど。一部を除いて下り基調なので、もうかなり疲れはピークに近いと思いますがなんとかエイドを目指してふんばりたいところです。



 

 千持峠を越えると佐々並エイドがもうすぐです。

 
 佐々並の町並み。国から「伝統的建造物保存地区」に指定されています。エイドはこのすぐ先です。このあたりで54kmくらい。

 
 このあとしばらくだらだらとしたアスファルト道路を走り日南瀬(ひなたせ)という地区を過ぎると、標高545mの難所板堂峠へ向けた長い長い最後の上りへ。
約4kmにわたるダラダラとした長い上り。もううんざりです。頑張ってもキロ8分〜9分くらいのスピードしか出ません。歩きも入って、時々泣きたくなります。

 
萩往還に出たことのある人には有名な私設エイド。約60km。おばあちゃんがやっています。以前は草餅がここの名物でしたが、最近はお餅をつく人がいなくなったとかで、普通の小さなお饅頭になっています。でも、人肌のぬくもりを感じる温かい味です。


夏木原交流施設。このあたりまで来ると上りもあと少し。約1kmほどで萩往還最高地点です。


カーブを曲がる度に、この先が頂点か、この先か、と期待しますが、その度に裏切られます。


そしてついにやってきた頂点。ここから右折して再び萩往還道に入り、しばらく頑張って上ると・・・・・

 
最高地点、板堂峠です。約62km

 
ここからは一転して激しい激しい下り。極限状態の疲労の中で、一歩一歩太腿に走る激しい衝撃が痛みとなって襲ってきます。


約2.5kmくらい続く激しい下り坂の途中「六軒茶屋」ではオカリナの演奏が。近づくとどこからか聞こえてくるオカリナの音色には心から癒されます。去年はここにも私設エイドがありました。

 
スタート後には激しい上りで苦しめられた「四十二の曲がり」に今度は下りでさらに痛めつけられます。こんなに苦しいのに、このコースが好きです。長く激しい下りの最後に、右の写真のように視界が開けてきます。ようやく萩往還道が終わり、ゴールに近づいている実感がわいてきます。


いつもここで記念撮影。ここで大体64.5km。のこり3.5kmくらい

 あとはダラダラ下りのアスファルト道路をもうひと頑張り。そしてフィニッシュの瑠璃光寺では多くの観光客が驚きのまなざしとともに大きな声援をくれています。
 
派手なフィニッシュゲートはありませんが、めいっぱいの感動とともにフィニッシュ!
※おそらく往復で実際には68kmくらいではないでしょうか?

 何となく書いている内に実際に走ってるかのような気持ちになってきました(^-^;
 走り終えた後の体へのダメージはハンパではありませんが、達成感もまたハンパではありません。

 でも書いてるだけで疲れました〜(^-^ヾ 

 おっと、一応今日の練習について。昨日も書いたように足に疲れがたまっていて今日も走りが重くて重くて。そんな中で今日はまた有酸素ランニングを実施。今日はあえて時計を見ずに走りました。後で確認すると、アップ、ダウンを除いて4:45/km前後から後半は4:25→最後は4:15まで上がりました。

■今日の練習
有酸素ランニング 15.6km 1時間16分17秒(4:53/km)
軽いストレッチ

今月累計 125.7km

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コメント
AやBの人たちのその差は何でなんでしょうね。
でもぼくの場合、このコースだとEでもフラフラ組になると思います(^^;ゞ
記念撮影で履いているシューズはアディデロJapan2ですか?
ここをそのシューズで走れることビックリです!!
「すばらしいガイド」の一言ですm(__)m

疲れが溜まってきますと「上りよりも下りの方が辛く感じる」のでしょうね(^^;

所々のエイドは 本当にオアシスの場所ですね(^o^)

しかし……ここを「夜中でも通る」のは 大勢の人がいたとしても 何となく恐いです('')('')

「この道は 去年も走った "萩往環"」

これはもうガイド本出されてもいいんじゃないですか(笑)それくらいのクオリティありますよ(^ ^)
しかし毎回思いますが、タフすぎるコースですね。これで、悪天候なら地獄になりそうですね(^_^;)
毎度のことながら・・・素晴らしいガイドです
このガイドがないと萩往還は始まらない、って感じです
春の風物詩、なみのりさんの歳時記ですねw

今年も頑張ってくださいね
応援してますよ!
なみのりさん、お疲れさまです!

後半も楽しく読ませて頂きました!!

やはり凄いコースですね。自分は70キロも完踏できる自信ないですよ。

今年の完踏記楽しみにしてます!!
萩、しまなみと超長距離ですが、頑張って下さいね!!
  • おくちゃん
  • 2013/04/10 11:21 AM
さすが、完全ガイドと謳うだけあって、
後半も読み応えのある、ミニミニ情報満載でした。
なみのり先輩らしい親切な内容で、萩往還のレポートでは最高級のクオリティだと思います。
萩往還の魅力が存分に伝わってきましたよ。
だけど、知ってるだけにお腹一杯。
走りたい気持ちは湧いてこないですね。


  • ヘンリー
  • 2013/04/10 12:18 PM
はじめて萩往還70kエントリーしました。
すごく勉強になりました。
高低差があるコースなので後半が厳しそうですね。
ランニングカバンに携帯電話、カメラを入れようかと思います。
あとはマイコップが必要みたいですが、どんなコップがいいのでしょうか?
エイド意外で食糧、飲み物等はカバンの中に入れておいた方がいいでしょうか?
  • みつだ
  • 2013/04/10 12:44 PM
としさん、ありがとうございます。
AやBの人たち、フラフラなのはわかりますが、元気いっぱいな人の方がアンビリーバブルですね。
アディゼロジャパン2は石畳でもなかなかいいグリップ感でしたよ。
  • なみのり
  • 2013/04/10 11:45 PM
monoranさん、ありがとうございます。
よく覚えていていただいてありがとうございます。
何度走っても飽きることのない素晴らしいコースです。
来年はまた140kmに挑戦したいです。
  • なみのり
  • 2013/04/10 11:47 PM
ひろ兄ぃさん、ありがとうございます。
ガイド本、出しましょうか・・・(^-^;
自費出版で?いつか出せるといいですね。
去年は悪天候だったのでかなりつらかったですね。
  • なみのり
  • 2013/04/10 11:48 PM
ぽじさん、ありがとうございます。
試走したり、こうしてコースを紹介したりする作業も含めて、萩往還を楽しむということなんですね。
今年も頑張ります。
ぽじさんも一度いかがですか?
  • なみのり
  • 2013/04/10 11:52 PM
おくちゃん、ありがとうございます。
おくちゃんならきっと完踏できます。
サブスリー達成の暁にはぜひ、一度チャレンジしてみてください。
  • なみのり
  • 2013/04/10 11:53 PM
ヘンリーさん、ありがとうございます。
完全ガイドなんて言いましたっけ?
僕たちはせっかく地元に住んでいるので、大会当日だけじゃなく、事前の試走も含めて何度もこのコースを楽しみたいですね。
また行きましょう(^-^)/
  • なみのり
  • 2013/04/10 11:55 PM
みつださん、始めまして。コメントありがとうございます。
オフィシャルエイドは決して多くないので、暑くなりそうな場合は自分でドリンクを用意しておいたほうが安心かもしれませんね。でも最近はありがたいことに私設エイドが増えているので、よほど熱い日以外はあまり心配ないかもしれません。ちなみに僕は、飲み物は持たずに走る予定です。
食べ物はエイドで豆腐やまんじゅうなどがありますし、折り返しではおにぎりももらえます。それでも足りない場合は、山口から萩に送る荷物に入れておいて、折り返しでピックアップして後半に備えるという方法もあります。サプリなども同様です。
マイコップは、軽くて、ウエストポーチはバックパックに引っ掛けられる構造のものがいいでしょう。揺れたりすると案外ストレスになるので、結構重要なチョイスかもしれませんね。ちなみに僕は、たぶんアルミのマイボトルをボトルポーチに入れて走ると思います。
  • なみのり
  • 2013/04/11 12:02 AM
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●主なレース実績

○2008年12月21日(日)
第39回防府読売マラソン 3:42:00
○2013年5月4日 第23回山口100萩往還マラニック《70km》 7:45:23
○2013年6月1日
第13回しまなみ海道100kmウルトラ遠足 10:10:39
○2015年2月1日
第64回別府大分毎日マラソン 3;04:39
○2015年5月3日4日(祝)
第27回山口100萩往還マラニック《B140km》 18:51:08
○2015年12月20日
第46回防府読売マラソン 2:58:43

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