虹の向こうへ♪/しまなみ海道100kmウルトラ遠足(5)
今日はチームの練習会で、ともにしまなみを走ったメンバー、地元で頑張って走っていたメンバーとの再会を果たしました。
ランニングのようなペース配分はほとんどせずに書いているので、今回はコントロールが効かず、やたらと長くなっています。今回でいよいよ完結予定。もうしばらくおつきあいください。
80kmのサインを過ぎるとそこは吉海町バラ公園のエイド。きれいなバラの花が咲き誇っていますが、それを楽しむ心の余裕はもうありません。給水、給食、小用を終えそそくさとスタートしようとすると、またもここにacoさん登場!今思えば颯爽とした彼女の姿をカメラに押さえておけば良かった。僕はママチャリに乗った観光客風情を想像していましたが、完全に想像を裏切る、ハイスペックマシンを操るスポーティなサイクリング姿でした。ここでの別れ際、「コーラは要りますか?」と聞かれ「お願いします!」「来島海峡大橋を渡る前がいいですか?あとがいいですか?」「どちらでも!」とやりとりし、ここからはacoさんのコーラを楽しみに走り続けます。
彼女が伝えてくれたヘンリー・イクシー情報では、70kmの伯方島のエイドではヘンリーさんと10分、イクシーさんと20分だったか、その逆だったか、ヘンリーさんが言うように「乳酸が脳にまわって」よく覚えていませんが、まだ結構開いているようです。でもヘンリーさんのことですから、差がわかれば懸命に追いかけてくることでしょう。特に常々エイド滞在時間の短縮を説く彼は、おそらくエイド利用を極限まで簡略化して1ヶ所のエイドで1〜2分短縮、あと4か所エイドがあるとするとそこだけで10分はつめられるな、やっぱりゴールまでに追いつかれるかもしれない、さらに地力に勝るイクシーさんもそろそろ追いついてきそう、などど考えながら走っていました。
でも、このあたりで感じていたのは、もう他人との勝負がどうのこうのというより、このレースは自分との闘いだ、歩きたい、休みたい、やめたいという欲求への抗い、最後に自分で頑張ったと思えるかどうか、それだけです。
ここは大島。残すは全長4kmの来島海峡大橋を渡れば四国・今治です。このあたりでは、道路標識に「来島海峡大橋まであと●km」という表示が見られるようになってきました。道にひかれたサイクリングロードの青いサインに書かれた残りの距離が「今治まであと15km」とか、だんだんやる気の出る数字になってきました。
●85km 37:29(7:30/km) 8時間28分06秒
いよいよ残り15km。萩往還で言うと佐々並エイドの手前です。ここまでくるとあと少しという感じがしてきます。
来島海峡大橋の姿がだんだんと大きく見えるようになってきます。
来島海峡大橋の入り口の少し手前でまたacoさん登場!橋の前でもあとでもどちらでもと言ったものの、渡ってしまえばあとすこしだし、橋の手前で給水してくれると嬉しいなあと思っていたところ、絶妙のタイミングです。しかもお願いしていたコカ・コーラだけでなく、MATCHとリアルゴールドをそろえて(他にもあったかな?)「どれがいいですか?」
ちょっと迷ってMATCHを選択。最高に美味で、一気に飲み干しました。あれからMATCHが大好きになりました。acoさん、重ね重ねありがとう!
「ヘンリーさんとイクシーさんを待ってから行くのでなみのりさんのゴールに間に合わなかったらごめんなさい」というacoさんにお礼を言い残し、いざ最後の橋「来島海峡大橋(くるしまかいきょうおおはし)」へ!
ここまで来るとかなり気持ちが再び高まってきました。しかし!最後の最後でまた高所恐怖症にとって驚愕のポイントが!来島海峡大橋へ登っていくサイクリング(歩行者兼用)ロードはまるで空中回廊のような、宙に漂うような細いらせん状の道。これがまた怖い!視線を上げず、1m前のアスファルトだけを凝視して上ります。またこれが長い!
橋に上がってからも、なんだか怖さが癒えぬままに走り続けました。90kmのポイントはこの橋の上ですが、橋の上には表示サイン等を設置することができないため、ここも距離表示はありません。僕は85kmポイントからのラップタイムで大体キロ7分で計算しながら35分のあたりで「この辺が90kmだろう」と見当をつけ、「残り10km。萩往還なら首切れ地蔵のある旧道から日南瀬の県道へ入ったあたり!(こんな書き方しても誰もわからないでしょうね(^-^;」と気合を入れなおします。ラスト10kmはちょっと頑張ってペースアップ!
車道には100mごとに距離表示があります。これを利用してタイムを計ってみると、大体キロ6分〜6分15秒で走れています。事前の想定では、また50km〜55kmのヘロヘロ区間の様子からは、残り10kmになってもこれほど走れるとは予想外でしたが、ここまで来て最後にまた復活してきているようです。
全長約4kmの来島海峡大橋を約26分(キロ6:30)で渡り切りました。ついに四国へやってきました。朝5時に福山をスタートし、この辺で大体午後2時半くらい。使ったのは自分の足だけです。昼過ぎからちらほら降り始めた雨が、このあたりでは徐々に本降りになってきています。
橋を渡り終えるとエイドがあってあと8km。もう水浴びの必要がないほどの雨が降りしきっています。アタマの中で鳴り続ける“Somewhere Over The Rainbow”. どうやら虹を見ることはできなさそうですが、虹の向こうへかなり近づいてきたような気がしました。
あと6km。萩往還なら板堂峠。
●95km 1:09:06(6:54/km) 9時間37分13秒
さあいよいよ後5kmです。だんだんと今治市の市街地に入ってきます。考えようによっては、このあたりはサブ10に届かず失意の中とぼとぼと走るような人もいるかもしれませんが、僕にとっては予想以上のタイムで、どうやらヘンリーさんやイクシーさんにも初めて先着できそうです。自分のイメージとしては意気揚々と今治の市街地を駆け抜けていきました。でも実際はヘロヘロの走りだったと思いますが。
商店街を駆け抜け、今治城(ヘンリーさんから聞きましたが以前はここがゴールだったそうです)を通り抜けます。残り2kmの表示があると聞いていましたが見つけることができず。今治城を抜けたところに残り1kmの表示が!ここからさらにペースアップ!ラスト1km6分を目指します。もしかすると10時間10分が切れるかも!という微妙なところです。
ところがここで痛恨の信号待ち!約30秒ロスしてしまいました。そして最後の右折ポイントを間違えそうになってスタッフの方に教えていただきました。そのスタッフが「あと200m!」と声をかけていただき、ラストスパート!無我夢中で誘導されるがままに、それでもゴールの向こうでカメラを構えているのがわかったので会心のガッツポーズをつくってフィニッシュ!涙はなし。ただただ「やりきった」「走り切った」という充実感・達成感に満たされた瞬間でした。しばらく時計を止めるのを忘れていたほどの放心状態でした。
ゴールしてすぐに主催者の海宝さんが握手してくれて、「いや〜最高だったね!◎□×△○・・・・!!!」と何か早口で興奮気味にまくしたてていましたが、僕は何のことかわかりませんでした。やはり脳にかなり乳酸がたまっていたのか?
自分の時計では10時間10分45秒でしたが、後で確認したところ10分39秒が正式なタイムだったようです。
さてヘンリーさんは?イクシーさんは?ここでしばらく待っていましたが、5分ほどたっても来ません。雨に濡れた身体が冷えて来たので先に着替えさせてもらうことにしました。汗と雨を拭き、Tシャツとジャケットを着て再びフィニッシュ地点へと向かっているとヘンリーさんがすでにフィニッシュしていました。ヘンリーさんは僕の人相が変わっていたとかで近づいてもなかなかわかってくれませんでした。
ここからしばらくの記憶がありません。この間にacoさんが来てくれて、イクシーさんがゴールして、みんなでフィニッシュ地点のテクスポート今治の中で語らいながらスマイルkaoさんを待っていたように思います。どこからのどういう情報だったか、おそらく彼女は14時間〜15時間くらいでゴールできそうだという予測のもと、いったん僕たちはホテルに行って汗を流すことにしました。
が、acoさんは雨の降りしきる中、走ってびしょ濡れkaoさんを迎えに行くと言います。仲がいいなぁこの二人、とちょっとうらやましくなりました。迎えに来てもらえるkaoさんも、そこまでやさしくなれるacoさんも。
いったん解散し、僕とヘンリーさんはホテルの大浴場で汗を流して再び会場へ。戻るともうacoさんがゴールで待ち構えていて今にもkaoさんがフィニッシュ寸前!思ったより速いじゃないか!
びしょぬれkaoさんは過去2回このしまなみに挑戦しながら、1回目はフィニッシュしたもののタイムオーバー。2回目は75kmでリタイアでしたが、今回3回目の挑戦で今度こそ念願の時間内完走を誓っていました。結局びしょぬれkaoさんは最高のスマイルkaoになって14時間ちょっとでゴール!ゴールしたあとは、感極まってすぐに最高の泣き虫kaoになりましたとさ。
ここで4人で撮ったのが、しまなみ当日の速報でも掲載しましたが、こちらの写真
僕たちの伝え方が悪くてイクシーさんはここに間に合いませんでしたが、このあとしっかり落ち合って念願の寿司屋さんでみんなで打ち上げをしました。ヘンリーさんはこの後のことが書きたいみたいですが、僕はレースに関係ないことは書かないで、とお願いしてます(^-^;
こんな風に僕の初・しまなみ海道100kmウルトラ遠足は始まって、終わりました。最後にもう一度、初挑戦のコース、距離にも関わらず思った以上の走りができたのは、旅の段取りをすべてやってくれて僕をレースに集中させてくれただけでなく、さまざなま情報提供、アドバイス、心理戦、攪乱作戦(?)で僕を導いてくれたヘンリーさんのおかげです。またコース上で何度も応援してくれたacoさんの存在は、どんなエイド、サプリよりも元気を与えてくれました。魂の水MATCHの味は忘れません。またスマイル・ずぶ濡れ・泣き虫kaoさんの朗らかな性格と真摯な姿勢はランナーとして尊敬に値するものがあります。特に今年に入ってからの向上ぶりには目を見張ります。これからも切磋琢磨して行きましょう。イクシーさんはブログで知り合った仲でありながらすでに我がチームの準・メンバーといえるほどチームでもおなじみの存在になりました。これからもそのパワフルな「オレ流調整」全国駆け巡ってください。僕たちの練習会にもよろしければぜひ!
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いやいやみなさん、今回はまた長くなってしまってすみません。
レースもブログも、とんでもなく疲れました。 今は脱力感でいっぱいで、心身共になかなか次へ向かうモードになりません。
ちょっとおやすみをいただこうと思います。
■今日の練習
jog 10.8km
軽いストレッチ
今月累計 111.2km
ありがとうございます。今日もクリックお願いします。
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ランニングのようなペース配分はほとんどせずに書いているので、今回はコントロールが効かず、やたらと長くなっています。今回でいよいよ完結予定。もうしばらくおつきあいください。
80kmのサインを過ぎるとそこは吉海町バラ公園のエイド。きれいなバラの花が咲き誇っていますが、それを楽しむ心の余裕はもうありません。給水、給食、小用を終えそそくさとスタートしようとすると、またもここにacoさん登場!今思えば颯爽とした彼女の姿をカメラに押さえておけば良かった。僕はママチャリに乗った観光客風情を想像していましたが、完全に想像を裏切る、ハイスペックマシンを操るスポーティなサイクリング姿でした。ここでの別れ際、「コーラは要りますか?」と聞かれ「お願いします!」「来島海峡大橋を渡る前がいいですか?あとがいいですか?」「どちらでも!」とやりとりし、ここからはacoさんのコーラを楽しみに走り続けます。
彼女が伝えてくれたヘンリー・イクシー情報では、70kmの伯方島のエイドではヘンリーさんと10分、イクシーさんと20分だったか、その逆だったか、ヘンリーさんが言うように「乳酸が脳にまわって」よく覚えていませんが、まだ結構開いているようです。でもヘンリーさんのことですから、差がわかれば懸命に追いかけてくることでしょう。特に常々エイド滞在時間の短縮を説く彼は、おそらくエイド利用を極限まで簡略化して1ヶ所のエイドで1〜2分短縮、あと4か所エイドがあるとするとそこだけで10分はつめられるな、やっぱりゴールまでに追いつかれるかもしれない、さらに地力に勝るイクシーさんもそろそろ追いついてきそう、などど考えながら走っていました。
でも、このあたりで感じていたのは、もう他人との勝負がどうのこうのというより、このレースは自分との闘いだ、歩きたい、休みたい、やめたいという欲求への抗い、最後に自分で頑張ったと思えるかどうか、それだけです。
ここは大島。残すは全長4kmの来島海峡大橋を渡れば四国・今治です。このあたりでは、道路標識に「来島海峡大橋まであと●km」という表示が見られるようになってきました。道にひかれたサイクリングロードの青いサインに書かれた残りの距離が「今治まであと15km」とか、だんだんやる気の出る数字になってきました。
●85km 37:29(7:30/km) 8時間28分06秒
いよいよ残り15km。萩往還で言うと佐々並エイドの手前です。ここまでくるとあと少しという感じがしてきます。
来島海峡大橋の姿がだんだんと大きく見えるようになってきます。
来島海峡大橋の入り口の少し手前でまたacoさん登場!橋の前でもあとでもどちらでもと言ったものの、渡ってしまえばあとすこしだし、橋の手前で給水してくれると嬉しいなあと思っていたところ、絶妙のタイミングです。しかもお願いしていたコカ・コーラだけでなく、MATCHとリアルゴールドをそろえて(他にもあったかな?)「どれがいいですか?」
ちょっと迷ってMATCHを選択。最高に美味で、一気に飲み干しました。あれからMATCHが大好きになりました。acoさん、重ね重ねありがとう!
「ヘンリーさんとイクシーさんを待ってから行くのでなみのりさんのゴールに間に合わなかったらごめんなさい」というacoさんにお礼を言い残し、いざ最後の橋「来島海峡大橋(くるしまかいきょうおおはし)」へ!
ここまで来るとかなり気持ちが再び高まってきました。しかし!最後の最後でまた高所恐怖症にとって驚愕のポイントが!来島海峡大橋へ登っていくサイクリング(歩行者兼用)ロードはまるで空中回廊のような、宙に漂うような細いらせん状の道。これがまた怖い!視線を上げず、1m前のアスファルトだけを凝視して上ります。またこれが長い!
橋に上がってからも、なんだか怖さが癒えぬままに走り続けました。90kmのポイントはこの橋の上ですが、橋の上には表示サイン等を設置することができないため、ここも距離表示はありません。僕は85kmポイントからのラップタイムで大体キロ7分で計算しながら35分のあたりで「この辺が90kmだろう」と見当をつけ、「残り10km。萩往還なら首切れ地蔵のある旧道から日南瀬の県道へ入ったあたり!(こんな書き方しても誰もわからないでしょうね(^-^;」と気合を入れなおします。ラスト10kmはちょっと頑張ってペースアップ!
車道には100mごとに距離表示があります。これを利用してタイムを計ってみると、大体キロ6分〜6分15秒で走れています。事前の想定では、また50km〜55kmのヘロヘロ区間の様子からは、残り10kmになってもこれほど走れるとは予想外でしたが、ここまで来て最後にまた復活してきているようです。
全長約4kmの来島海峡大橋を約26分(キロ6:30)で渡り切りました。ついに四国へやってきました。朝5時に福山をスタートし、この辺で大体午後2時半くらい。使ったのは自分の足だけです。昼過ぎからちらほら降り始めた雨が、このあたりでは徐々に本降りになってきています。
橋を渡り終えるとエイドがあってあと8km。もう水浴びの必要がないほどの雨が降りしきっています。アタマの中で鳴り続ける“Somewhere Over The Rainbow”. どうやら虹を見ることはできなさそうですが、虹の向こうへかなり近づいてきたような気がしました。
あと6km。萩往還なら板堂峠。
●95km 1:09:06(6:54/km) 9時間37分13秒
さあいよいよ後5kmです。だんだんと今治市の市街地に入ってきます。考えようによっては、このあたりはサブ10に届かず失意の中とぼとぼと走るような人もいるかもしれませんが、僕にとっては予想以上のタイムで、どうやらヘンリーさんやイクシーさんにも初めて先着できそうです。自分のイメージとしては意気揚々と今治の市街地を駆け抜けていきました。でも実際はヘロヘロの走りだったと思いますが。
商店街を駆け抜け、今治城(ヘンリーさんから聞きましたが以前はここがゴールだったそうです)を通り抜けます。残り2kmの表示があると聞いていましたが見つけることができず。今治城を抜けたところに残り1kmの表示が!ここからさらにペースアップ!ラスト1km6分を目指します。もしかすると10時間10分が切れるかも!という微妙なところです。
ところがここで痛恨の信号待ち!約30秒ロスしてしまいました。そして最後の右折ポイントを間違えそうになってスタッフの方に教えていただきました。そのスタッフが「あと200m!」と声をかけていただき、ラストスパート!無我夢中で誘導されるがままに、それでもゴールの向こうでカメラを構えているのがわかったので会心のガッツポーズをつくってフィニッシュ!涙はなし。ただただ「やりきった」「走り切った」という充実感・達成感に満たされた瞬間でした。しばらく時計を止めるのを忘れていたほどの放心状態でした。
ゴールしてすぐに主催者の海宝さんが握手してくれて、「いや〜最高だったね!◎□×△○・・・・!!!」と何か早口で興奮気味にまくしたてていましたが、僕は何のことかわかりませんでした。やはり脳にかなり乳酸がたまっていたのか?
自分の時計では10時間10分45秒でしたが、後で確認したところ10分39秒が正式なタイムだったようです。
さてヘンリーさんは?イクシーさんは?ここでしばらく待っていましたが、5分ほどたっても来ません。雨に濡れた身体が冷えて来たので先に着替えさせてもらうことにしました。汗と雨を拭き、Tシャツとジャケットを着て再びフィニッシュ地点へと向かっているとヘンリーさんがすでにフィニッシュしていました。ヘンリーさんは僕の人相が変わっていたとかで近づいてもなかなかわかってくれませんでした。
ここからしばらくの記憶がありません。この間にacoさんが来てくれて、イクシーさんがゴールして、みんなでフィニッシュ地点のテクスポート今治の中で語らいながらスマイルkaoさんを待っていたように思います。どこからのどういう情報だったか、おそらく彼女は14時間〜15時間くらいでゴールできそうだという予測のもと、いったん僕たちはホテルに行って汗を流すことにしました。
が、acoさんは雨の降りしきる中、走ってびしょ濡れkaoさんを迎えに行くと言います。仲がいいなぁこの二人、とちょっとうらやましくなりました。迎えに来てもらえるkaoさんも、そこまでやさしくなれるacoさんも。
いったん解散し、僕とヘンリーさんはホテルの大浴場で汗を流して再び会場へ。戻るともうacoさんがゴールで待ち構えていて今にもkaoさんがフィニッシュ寸前!思ったより速いじゃないか!
びしょぬれkaoさんは過去2回このしまなみに挑戦しながら、1回目はフィニッシュしたもののタイムオーバー。2回目は75kmでリタイアでしたが、今回3回目の挑戦で今度こそ念願の時間内完走を誓っていました。結局びしょぬれkaoさんは最高のスマイルkaoになって14時間ちょっとでゴール!ゴールしたあとは、感極まってすぐに最高の泣き虫kaoになりましたとさ。
ここで4人で撮ったのが、しまなみ当日の速報でも掲載しましたが、こちらの写真
僕たちの伝え方が悪くてイクシーさんはここに間に合いませんでしたが、このあとしっかり落ち合って念願の寿司屋さんでみんなで打ち上げをしました。ヘンリーさんはこの後のことが書きたいみたいですが、僕はレースに関係ないことは書かないで、とお願いしてます(^-^;
こんな風に僕の初・しまなみ海道100kmウルトラ遠足は始まって、終わりました。最後にもう一度、初挑戦のコース、距離にも関わらず思った以上の走りができたのは、旅の段取りをすべてやってくれて僕をレースに集中させてくれただけでなく、さまざなま情報提供、アドバイス、心理戦、攪乱作戦(?)で僕を導いてくれたヘンリーさんのおかげです。またコース上で何度も応援してくれたacoさんの存在は、どんなエイド、サプリよりも元気を与えてくれました。魂の水MATCHの味は忘れません。またスマイル・ずぶ濡れ・泣き虫kaoさんの朗らかな性格と真摯な姿勢はランナーとして尊敬に値するものがあります。特に今年に入ってからの向上ぶりには目を見張ります。これからも切磋琢磨して行きましょう。イクシーさんはブログで知り合った仲でありながらすでに我がチームの準・メンバーといえるほどチームでもおなじみの存在になりました。これからもそのパワフルな「オレ流調整」全国駆け巡ってください。僕たちの練習会にもよろしければぜひ!
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いやいやみなさん、今回はまた長くなってしまってすみません。
レースもブログも、とんでもなく疲れました。 今は脱力感でいっぱいで、心身共になかなか次へ向かうモードになりません。
ちょっとおやすみをいただこうと思います。
■今日の練習
jog 10.8km
軽いストレッチ
今月累計 111.2km
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- 2013.06.06 Thursday
- しまなみ海道100kmウルトラ遠足
- 23:51
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- -
- by なみのり
自分との戦いに勝てましたね。
きっとこれが今後のレースに生きてきますね。
しかしゴール後に記憶が1部途切れているんですか?
大激走の証でしょうか。
あれ? 高所恐怖症は克服されてないみたいですね…。