ダニエルズの「ランニングフォーミュラ」/食わず嫌いだったのに?

 ようやくダニエルズの『ランニングフォーミュラ第3版』をほぼ読み終わりました。まだ全部ではありませんが。ここで何度かに分けて気になった点や感想などをまとめてみます。不定期になるかもしれませんが。



 そもそも、これほど市民ランナーの間でバイブルとも言えるほど読まれているこの本をこれまで僕は読まなかったのか?またなぜ今になって読む気になったのか?

 よく知られているように、ダニエルズ氏はVDOT(ブイドット)という独自の指標をもとにランナーの走力に応じて、E(イージー)ペース、M(マラソン)ペース、I(インターバル)ペース、R(レペティション)ペースという、ペースを設定しています。僕にとっては、これがあまりにも定数的に過ぎる気がしていました。以前ベストタイムが3時間5分くらいの頃だったか、ネットで見たダニエルズ氏のVDOTから設定されたIペース(インターバル)は1,000mで3分48秒とされ、これを見て「こんなの無理だ〜!」と考えてしまいました。
 まるでダニエルズ氏は、「このペースで走れなければサブ3なんて無理なんだ!」と辛い練習を強いる鬼コーチのように思えたのです。それ以来食わず嫌いになってしまったというわけです。
 僕にとっては、このblogでもよくご紹介している「リディアードのランニングバイブル」とか「アドバンストマラソントレーニング」の方がもう少しアバウトなので、もともと大雑把な性格の僕に合っている気がしていました。

 今年になって、シーズンに向けての練習計画を考える前に、これまでとは違った情報、知識を入れてみるのも悪くないのでは?と考えて初めて「ランニングフォーミュラ」を読んでみることにしました。

 果たして、読んでみると思っていたほど、ダニエルズ氏も頭の固いわからずやではないようで、共感できる部分もたくさんあります。

 まず、そのVDOTについて。この大切な指標については、今一つよくわからないのが本音ですが、いわゆるVO2Max(最大酸素摂取量)とほぼ同義ととらえていいのではないでしょうか。ダニエルズ氏によると、VDOTを用いてトレーニング強度を決めるのだとか。ちなみに僕なみのりの場合、マラソンのベストタイム2時間58分43秒のVDOTは54となります。

 次に、例のEペースとか何とかの意味について。以下カッコ内はなみのりのVDOT54でのペース
☆E(Easy:イージー)ペース(4:38〜5:14/km)
・ケガに対する耐性をつくる 
・心筋を発達させる---心拍1回あたりの血液拍出量の増加
・毛細血管を発達させる
・活動筋をランニングに適した状態に改善する

☆M(Marathon:マラソン)ペース(4:14/km)
・生理学的な効果はEペースと同じ ※なみのり注:これは驚き!!
・実際のレースペースに慣れること
・このペースでの給水の練習
・エネルギーとして糖を節約し脂肪を活用する

☆T(Threshold:閾値)ペース(4:00/km)
・いわゆるLT(乳酸の蓄積量が急激に増加するボーダー)と同義
・血中の乳酸を処理する能力を高める=速いペースで走れる時間を延ばす=持久力を高める

☆I(Interval:インターバル)ペース(3:41/km)
・目的はずばりVO2Max(最大酸素摂取量)の向上
・強度はVO2Maxと最大心拍数と同等か極めて近いところで行う
・疾走時間は2分間〜5分以内(休息後にVO2Maxに到達するまでには90〜120秒かかる)

☆R(Repetition:レペティション)ペース(82秒/400m)
・無酸素性作業能、スピード、ランニングの経済性の向上
・体を十分に回復させ、正しいフォームで走ること
・疾走区間は毎回2分を超えない---疾走距離は毎回600m以下となる
・毎回疾走区間と同じ距離のEランニングでつなぐなど、しっかり回復させて行う

こうしてみると、それぞれ練習の目的がしっかりしていて、うまく組み合わせればパフォーマンスの向上につながりそうです。また「リディアード〜」や「アドバンスト〜」と共通するところもあれば違うところもあり、非常に興味深いです。

 今日はこの辺にしておきます。次回はトレーニング計画の立て方について。

 
■今日のトレーニング
休足日
体幹トレーニング(長友式):ブレない身体コース15分
シューズ:
adizero takumi ren boost2 red/229km
adizero Japan 1 25.5(2)/1008km
Tarther zeal 5 /294km
adizero Japan boost3/100km
今月累計:114.2km
平均心拍数:---bpm  MAX:---bpm
トレーニング効果:---


Peace, hope on earth.

 

 

 


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コメント
ふ〜ん、よく言われていることですね。
まさしくバイブルですね。
心拍数は絡んでくるんですか?
「VDOT」に「EMIR」…色々な指標・設定があると言えますね(^∇^)
子ども達のためにも、インターバル・レペティションの内容には、興味があります(^^)d
(なみのりさん…どうぞよろしくお願いしますm(__)m)

※僕は、こう言う本は読んだことがないです。
(↑読まず嫌い?(笑) 「1500m」「やり投げ」「砲丸投げ」も、基本以外は自分流で練習していますし…)

そうか自分もダニエルズさん
ちゃんと読んでないかも
お互いここからどう上げていくか
チャレンジの日々ですね
としさん☆ありがとうございます。
もちろん心拍数が指標になります。最大心拍数の何パーセントという感じなので、やはり自分の最大心拍数を知ることが必要になります。
ところで、いよいよ935が発売ですね。
  • なみのり
  • 2017/05/13 10:25 PM
monoranさん☆ありがとうございます。
子供たちにインターバルはちょっと負荷が高すぎるかもしれませんね。年齢や経験度合にもよりますが。
ファルトレク(アップダウンのあるコースを自由に緩急をつけて走る)なんてどうでしょうか?
  • なみのり
  • 2017/05/13 10:27 PM
takakiさん☆ありがとうございます。
そうですね〜。
takakiさんはずっといい練習を継続されてますが、僕はしばらくだれていたので、そろそろ仕切り直しです。
お互い頑張りましょう。
  • なみのり
  • 2017/05/13 10:28 PM
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○2013年6月1日
第13回しまなみ海道100kmウルトラ遠足 10:10:39
○2015年2月1日
第64回別府大分毎日マラソン 3;04:39
○2015年5月3日4日(祝)
第27回山口100萩往還マラニック《B140km》 18:51:08
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第46回防府読売マラソン 2:58:43

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