師の教え
「有酸素ランニング」というのはリディアード氏的な言い方。ダニエルズ氏だと同じような強度のランを「Eペース」と言います。わかりやすく言うと、ジョギングか、それよりちょっと速いペースのこと。「アドバンストマラソントレーニング」のフィッツィンジャー/ダグラス両氏によるとこうした走り込みのペースにはマラソンレースペースよりも15%〜25%遅いと言います。これは例えばサブ3付近のランナーなら『4:53/km〜6:18/km』ということになります。
これらのみなさんを僕は『師』と崇めています(他にも『マラソンランナーへの道』の著者鍋倉先生)が、これらの皆さんが強調するのがこの「走り込み」の重要性。それぞれ表現は違いますが、
■「マラソンコンディショニングトレーニング(なみのり注:走り込みのこと)が最も重要である」(リディアード氏『ランニングバイブル』)
■「まず最初のサイクルでは持久力をつけること、走行距離を伸ばすことにしぼる」(アドバンストマラソントレーニング)
■「最初のフェーズでのトレーニングはほとんどをEランニングとする」(ダニエルズ『ランニングフォーミュラ』)
』 といった具合。各氏とも共通しているのは、トレーニング計画に明確な「期」分けをしていることと、最初はとにかく走り込みを重視すること。また各氏がこれも共通して口を酸っぱくして言ってるのが「毎日、今日のトレーニングの目的は何か?という問いに答えられなければトレーニングをすべきでない」←これはダニエルズ氏の表現ですが、みんな同じようなことを言ってます。
僕は以前も書きましたが、今年は故障や仕事の関係で大きく出遅れていて、いつもなら5〜6月頃にやってるような走り込みを今月やっています。今月は結局380kmとなりましたが、来月はもっと走行距離を増やして、走り込みを徹底していきたいと思っています。また、これもダニエルズ氏のトレーニング計画に出てくるのですが、少しずつ次のフェーズに向けての準備をする。次のフェーズは「Rトレーニング」=スピード練習となるので、いきなり本格的なスピード練習ではなく、ウィンドスプリント(流し)などを取り入れて、心肺機能向上やフォームづくり(ランニングの経済性向上)を行っていきます。明日もウィンドスプリントを行ってスピードに走りを慣らしていきます。
またダニエルズ氏はこうも言っています。
「次のフェーズ(段階)に移る時に新たに増やす刺激は一つに絞るべき」
例えば走り込みからスピード練習に移る時にはまず短い距離をしっかり休養をとって行うレペティションから始め、長い距離のインターバル等はまたそのあとから、ということでしょう。
昨日ちょっと頑張ったので、今日は軽めの刺激で走り込み。心拍数を徐々に上げて140〜145くらいまで、と思ったのですが、後半ちょっと上げ過ぎてしまったようです。ダニエルズ氏のいう「Eランニング」の範囲には入っていますが、やり過ぎ要注意です。
今日は結局18km走りましたが、少し強度低めに判定されて、トレーニングステータスは「キープ(=現状維持)」でした。
今月は結局380km。来月はもっともっと走り込んでいきたいと思います!
■今日のトレーニング
有酸素ランニング 18.0km 1時間43分17秒(5:44/km)
体幹トレーニング(長友式):腹筋コース11分
adizero takumi ren boost3/123km
adizero Japan boost3 498km
nike epic react 357km
nike zoom fly 51km
今月累計:380.9km
Peace, hope, on earth.
マラソン・ジョギングランキング
- 2018.07.31 Tuesday
- 練習計画など
- 23:55
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- by なみのり
僕も、子ども達に[この練習・動きは、こう言う意味がある]と伝えるように努力しています(^^)(^^)