EPSON SF710Sのインプレッションの続き。今日は使ってみて、気に入ったところを挙げてみます。はっきり言ってたくさんあるので、漏れがないかどうか心配です。また、これまで使っていたガーミン405との比較という視点でも書いてみます。今の時代、405よりも本来ガーミンなら610とか910とか、最新の620や220と比較すべきかもしれませんが、それらは持っていないし、数年間405を使っていて、今405からの代替えを検討中の方も結構多いと思いますので、あえて405との比較も有意義かも?
●GPS捕捉速度
これはメーカーがアピールしているポイントのひとつですが、確かに早くなっています。前モデルのSS700をレンタルして試した時にはだいたい2分近くかかっていましたが、710ではここまで最短で10秒。最長で2分ほどでした。30秒〜60秒といったところが多いように思います。これくらいならあまりストレスにはなりません。GPSを捕捉していなくても走り始められるようですが、それにどんな意味があるのかよくわからないので試していません。
ただガーミン405はもっと早くて、大体10秒から30秒でした。時には0秒という時も。
●計測精度
これについては昨日書いた通りです。今日はいつもの公園を15kmちょっと走りましたが、距離の誤差は100mほどでした。
●画面の見やすさ
これは前モデルの700と比べると格段の違いがありあます。全体に画面が明るくなり、おそらく解像度も上がっているのではないでしょうか?またバックライトも画面全体が明るくなり、見やすさは大幅向上しています。
ただしこれもガーミン405の画面の明るさや読みやすいフォントと比較するとまだ及ばないようです。
初期設定での計測画面1。上から距離・スプリットタイム・平均ペース
初期設定での計測画面2。上からラップペース・ラップ距離
初期設定での計測画面3。上から距離・ラップタイム・ラップ距離
※この画面はバックライトON
初期設定でのラップ画面。手動で取ったので、995m・5’17と表示
この日のラントータルのデータ。
●1m単位での計測
これはちょっと驚きましたが、なんと1m(1km単位では小数点以下3桁)まで計測でき画面に表示されます。ガーミン405では10m(小数点以下2桁)まででした。
●タップ機能
ラップを取る・画面切り替え・ライト点灯のうちいずれか1つの機能を設定し、走りながら画面をタップするだけでその機能を呼び出すことができます。僕はラップに設定しています。タップするだけでラップが取れるのは便利です。慣れるとやみつきになりそうです。ただし、かなりしっかりタップしないと反応しないので、ちょっとコツが要りそうです。あまり簡単に反応すると誤動作につながるからでしょうか?
●計測画面の自由度向上
計測画面は4画面まであり、それぞれに1〜3種類のデータを表示させることができ、自分でカスタマイズすることができます。これまではすべての画面を3種なり2種類に固定されるようになっていましたが、710では例えば画面1では3種類、画面2では2種類といった風にカスタマイズの自由度が向上しています。これは何気に重要なことだと思います。ガーミン405でも同様だったので、ようやく405に追いついたという感じでしょうか?
ガーミン405にもなかったのは、ラップ画面までもカスタマイズできることです。
●ランニング中でも(一旦時計を止めれば)設定変更が可能
例えばオートラップのON/OFFといった設定を走り始めてから変更したい。SS700では不可能でした。ガーミン405ではいつでもどこでも可能でした。今回710では、いったん時計を止めれば、リセットすることなく設定を変更することが可能になりました。
●「戻る」の簡略化
前の階層に「戻る」という操作は4つあるボタンの左下のボタンを長押しします。SS700では最初の画面(時計画面)に戻るには何度も長押しを繰り返す必要があり、それが結構ストレスになることがありましたが、SF710Sでは長押し一発で時計に戻れるようになっているためこのストレスがなくなりました。こうした細かな使い勝手も、ほぼ毎日のことなので結構大事ですよね。
●ストライドセンサー
これはSS700にもありました。ガーミンでは最新の620/220から同様の機能が搭載されました。これはデータを取ってみると結構便利です。またこの機能によってトンネルやGPSを捕捉しにくい場所でもペースやラップがわかるようになりました。
●アラーム音・操作音が大きく
SSシリーズで評判が悪かったポイントです。「ラップ音が小さくて聞こえない」と。これもかなり大きくなっていて、にぎやかなレースの最中などでも聞き逃すことはなさそうです。さらにSF710ではバイブレーションでラップを教えてくれます。
●30時間バッテリー
なんといっても30時間は強烈です。さすがにまだ30時間動かしたことはないので、実働データとしてどうなのかは検証できていませんが。ウルトラマラソンなどで威力を発揮しそうです。
●標高の表示
これはSF710Sだけの機能ですが、標高を表示してくれます。普通のランニングなら必要はあまり感じませんが、起伏のあるコースを走ってあとから振り返る時にはデータとして役にたちそう。
●その他
・ラップ距離がとれるようになった
・白黒画面表示反転機能
・インドアモード
などなど・・・いくつも気に入ったところはあります。日々、使っていて「オッ!」と思うことの連続です。まだ漏らしていることがあるかもしれません。また思い出したら書いてみます。
明日は、反対に「気に入らないこと」を挙げてみたいと思います。
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今日も仕事でした。この連休まではランはゆっくり疲労抜き優先として、連休明けから頑張ろうという予定で、今日も仕事終わりで軽くジョグでも、と思って走り出しました。でもそれだけでももったいないし、週明けからのポイント練習に向けて少しペースを上げてみました。夏の間によくやっていた、リディアード式有酸素ランニングのイメージです。
※今日は公園13周走って、公園の距離表示との誤差はちょうど100mでした。
■今日のラン
有酸素ランニング 15.4km 1時間15分10秒(4’52/km)
シューズ:アディゼロJAPAN2
今月累計 224.695km
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